銀座の時計台と聞いて、真っ先の思い浮かべるのは和光の時計台ではないでしょうか。中央通りと晴海通りの交差点にあたる銀座四丁目交差点、まさに銀座の中心に位置しています
しかし、今回ご紹介するのは五丁目の数寄屋橋公園内にある「若い時計台」です。どこかで見覚えのあるフォルム、そうEXPO'70所謂、大阪万博の「太陽の塔」にそっくりです。
ただ、調べてみると「若い時計台」は1966年(昭和41年)数寄屋橋ライオンズクラブの結成記念として岡本太郎氏が製作したとのことなので、こちらの方が4年も前に造られております。
自己主張が強い作品なのに、普段は風景に溶け込んでいるのが不思議です。また、昼と夜では違う顔をみせるのも面白いところ。銀座の公園で涼を取りつつ、岡本太郎氏のエネルギーを感じてみてはいかがでしょうか。